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こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。
最近「言葉」が課題となりつつあります。どうして人間に言葉なんてあるのだろうか…と悩むことが多々あるほど。
先日、ある人が「ありがとうございました!参考になりました!」という言葉を発しているシーンのお話を聞き、驚愕するという事象がありました。
おそらく本人に自覚はないのでしょう。精いっぱいの感謝の気持ちを伝えたのだと思います。
しかし、そのときの私の心境は複雑です。
なぜなら、言われた相手は目上の方。言った側は感謝の意を伝えたかったのかもしれませんが、残念ながら相手に伝わっていません。
そもそも「参考」という言葉は辞書で調べると
を言います。足しにする…。きっとこのようなつもりで言ったつもりはないのだと思いますが、相手には伝わっていないだろうな…と感じた出来事です。
言葉とは難しい…。
あなたの言葉通りのクラスが展開されてる?インストラクションはもっと磨ける!
前置きが随分長くなってしまいましたが、皆さんにも経験があるのではないでしょうか?ヨガクラスの中で
「私の伝えたいことが伝わっていない…」
と感じること。特にヨガクラスは自分のインストラクションがうまく伝わったかどうかを生徒さんがアーサナを通して教えてくれます。
今日は、内田かつのり先生による「実践ヨガ解剖学講座< 基礎編 >:1日集中講座」に潜入してきました。ちょうど私が潜入した時間に講座の中で繰り広げられていたのは、まさにこれについてのお話の真っ最中でした。
肩の動きは20種類以上!ヨガの効果を最大限に発揮するヨガクラスのリード力
「肩にはどんな動きがあるのだろう?」
これを考える時間です。
皆さんに思い思いの言葉を発表していってもらうのですが、
「肩をあげる」
「肩を寄せる」
「肩をゆする」
など色々な言葉が出てきます。しかし実際に「肩をゆすってください」と指示したときに、皆さんが同じことをするとは限りません。
前後にゆする人もいれば、肩を上下する人もいる。
これが現実です。内田先生は講座の中で
「肩の動きは20種類以上あるんだよね」
とおっしゃっていましたが、この20種類以上の動きを皆さんが正しく使いこなせているでしょうか?相手にきちんと伝わる使い方はできていますか?
正しいリードがなぜ必要?怪我をさせないために大切な、関節・筋肉の動きを知る
そもそもなぜ、正しいリードが必要かというと答えは明確です。
・ヨガの効果を最大限に発揮させるため
・怪我をさせないため
です。特に、自分の発する言葉が正しく伝わっておらず、相手に怪我をさせてしまう恐れがあるのは怖いところです。
よく内田先生は講座の中でこうおっしゃいます。
「言葉のスキが怪我を生むんだよ」と。
それだけ言葉は大事だということです。ヨガ解剖学をしっかりと学び、各関節や筋肉の動き、働き方を知ることが言葉の誤解という壁を乗り越えるキーになるのです。
クラスの質を上げる努力があなたのファンを作ることに
実践ヨガ解剖学講座< 基礎編 >:1日集中講座では、こういったことをふまえた上で、内田先生が時間をかけて丁寧に教えてくれますが、それだけでは時間が足りません。
もっと学びたい!そう感じられる参加者の皆さんもいらっしゃることでしょう。
なので、このヨガ解剖学講座<基礎編>には続きがあり、<本編>と呼ばれる6日間のティーチャートレーニングがあります。
皆さんが伝えたいと思っているヨガが相手に正しく伝わること。相手に迷いや不安を与えないリード力。これが信頼へと繋がり、ヨガを教えていく上で皆さんの大切な武器になるはずです。ぜひ、ヨガ解剖学基礎編・本編共に受講して、皆さんのヨガクラスの質を上げてくださいね!