内田かつのり先生と60代女性が、森の中で笑顔で正面を向いている様子

【 内田流シニアヨガの秘密その3-2 】心の距離を近づけるチェックリスト

” してもらう “から” 一緒にする “への意識改革を

チェックリストができること。
目標を持って、ともに歩む姿勢で寄り添うことができる。

シニアヨガに限ったことではありませんが、生徒さんの「やる気」は実はとても大事なことです。モチベーション高く参加されている方と「やらされている」感じで参加している方とでは、結果がまるで違ってきます。
 
 
2016年に開催した「UCHIDA Camp!」というイベントがありました。お招きしたゲストには、産婦人科医高尾先生と、内田先生の鍼灸の師であるトリガーポイントの第一人者森田 義之(もりたやすゆき)先生のお二方。ご両人ともに医療者でありますので、患者さんとのことになるのですが、モチベーションについて言及された内容がありました。

高尾美穂先生
「医者として必要だと思って、適切な量で適切なタイミングで適切な期間を指導して薬を処方したとしても、守ってくれるかどうかは患者さんにかかっている」

 

森田 義之先生
「鍼(はり)はある程度狙いを定めて刺していくが「ここです!!」のポイントは患者さんが声を上げてくれないと辿り着けない。「治してもらう」姿勢ではなく「一緒に治す」という強い意志を持ってもらえるコミュニケーションが大事」

 
シニアヨガは医療ではありません。
しかし、解剖学に精通している内田かつのり先生が、確実に必要で、確実に変化をもたらすメソッドを、長い時間をかけて考案されました。
 
 
加齢とともに「もう歳だから・・」と成長を諦めてしまうケースがあるようです。できていたことが、できなくなっていく自分と向き合わなければならない中、気持ちが後ろ向きになってしまうのも無理はないですよね。

ヨガは医療ではないけれど、気持ちのエリアでしたらヨガ指導者にできることたくさんありそうですよね。
 
医者の判断で怪我や疾患はなく生活習慣の見直しを指導されたり、単純な運動不足であったりした場合、ヨガ指導者ができること、たくさんあるはずです。
 
チェックリストは現状を共有しておくツールではありますが、通って頂ければ成長を可視化することで、日々に活力がうまれ、クラス以外の時間にも影響が出始める、そんな寄り添い方可能にするツールとなりえます。
 
そして、その信頼関係こそが「少し痛い」「少しつらい」「今日は行きたくない」という閉じこもってしまうネガティブを改善し、体力面の改善・向上に一緒に目標を持って歩んでいける、ことにつながるはずです。
 
習い事の一つ、自分の健康のため、その枠から大きな一歩を踏み出して、社会貢献となるヨガ指導者の在り方へ変わっていける、そんな願いが込められています。
 
シニアヨガ指導者養成講座

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