こんにちは!ヨガジェネレーションのグッチです。
先日、内田かつのり先生のインタビューをした時のこと。「シニアヨガ」について内田先生から突然衝撃的な発言がありました。
「特別なシークエンスなんていらないんだよ」
の真相を伺うと、私はシニアヨガの在り方についてとても考えさせられました。
型にこだわっていませんか?
内田先生によるシニアヨガ指導者養成講座が誕生した2017年6月。約一年がたとうとした今、出会った生徒さんの素朴な疑問や、卒業生が何に困っているのか、内田先生がヒアリングした内容をまとめたメッセージをくれました。
どうしよう?【4つの心の悩み】
- 1.世間話ばかりをして、ヨガをしてくれないんです…
- 2.体力に限界があって、フローにならないんです…
- 3.ヨガ哲学に興味を持ってくれないんです…
- 4.少しの間でも目を瞑って集中してくれないんです…
困った! シニアヨガで想定すべき【4つの身体の問題】
- 1.真っ直ぐに座れない!(骨盤が後ろに倒れしまう)
- 2.ダウンドッグで踵(かかと)がつかない!
- 3.前屈で膝が曲がり、背中も丸くなりすぎる!
- 4.後屈してるのに、全然反れていない !
これらの悩み、通常のヨガクラスでさえ思い当たる経験があるのではないでしょうか?スポーツジムでヨガを知らない方ばかりの中でヨガクラスをおこなう時や、身体がバキバキに硬い生徒さんがいる時など。
「どうしたらいいの・・・」
と悩みそうになった時、自分に声をかけてみてほしいのです。
「型にこだわっていませんか?」と。
目的が同じなら、やり方は柔軟に
上記8つの悩みを解決するヒントを一つお伝えするとしたら、皆様の頭の中にある「ヨガクラス」のイメージをいったん忘れてみることです。
- 体力不足
- まっすぐに座ることにこだわらない。
- ダウンドッグで踵がつかない人だっている。
などなど、こんな方はたくさんいますよね?正直、4つの身体の問題なんて、身体がバキバキな私はすべて該当しています・・・
シニアに限らず若い人ばかりのヨガクラスでも、同じ問題に直面した経験がある方のほうがおおいのではないでしょうか。
内田かつのり先生のヨガ解剖学は「適切な負荷を提供するヨガ指導」を目指しますので、老若男女どなたにでも予防医学として取り入れて頂けます。
上記の悩み・問題を踏まえて内田先生が伝えたいことは「そのポーズをすることによってどんな効果を求めているか」さえ分かれば、形にこだわることなくシニアヨガは可能だということです。もっと柔軟にシニアヨガを考えて頂きたいというメッセージが込められています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「ヨガクラスとはこういうもの」という形にこだわりすぎて、自分も生徒さんも楽しめなくなってしまう落とし穴があることに気が付いた方が多いはず。
いわゆる「ヨガクラス」がいらない・・・そんな話ではありません。それは「ヨガを能動的に楽しまれている方」にとっては、とても素晴らしい時間になることは皆さんがよくご存じのはずです。
しかし、少し柔軟に使い分けてみませんか?特にシニアヨガは。「ヨガ」を「ヨガ」として伝えなくても、生徒さんはヨガをしているとさえ気付かない形でも、効果としてあらわれていればよいのではないでしょうか?だからこそ「そのポーズをすることによってどんな効果を求めているか」はとても重要になってきます。
もう長めになってきてしまいましたので、次回に続きます!
次回は「特別なシークエンスなんていらないんだよ」の先のお話。シークエンスがいらないとする内田先生が、それよりも大切にしてほしいシニアヨガの在り方についてお伝えします☆
目次
- 集中力が続かない現状
- そんなことより大事なこと(会話)
- ヨガクラスをしてもらうことが目的になってはいけない
- 笑顔が増えることが伝えたい「ヨガ」でいいのでは?