sakotsugif

「先生、私には解剖学は難しすぎます…」に挑戦して

さ・こ・つ……と言うと真っ先に思い出すことがあるのです。

数年前のティチャートレーニングの中で、これが鎖骨という骨で、という説明の最中に挙手すると同時に、女性がおもむろに言い放った言葉は「先生、私には解剖学は難しすぎます…」講義開始20分にも満たない時間だから、僕の中では鮮明な事件として残っていたのでしょう。

せめて主要な骨の名前だけでも、かつ一般的な馴染深い名前の骨だから大丈夫かと思っていた矢先の事だったので、センスのあるユーモア一杯の言葉に、うまい言葉がかえせなかった自分がいました。僕の負けです…。
どっから凄い球が飛んでくるのかわからない世界なんだ…と改めて自分の立ち位置に怖くもなったものです。

最近でこそ、このような質問が来ないように、僕なりに工夫をさせて貰っていますが、それでも、やはり、雨が地面から降ってくるような??あり得ないような質問をされる時があります。
ヨガ解剖学という一風変わったジャンルは、ここ最近、ようやくヨガをする方にも、認知されて来た感じですが、まだまだ、全体からすると成熟しきれないジャンルである事は間違えありません。

身体の不思議を追いかけていくと、神様が与えてくれた神秘に触れる事が沢山できるのだけど、今一歩みなさんに興味を持ってもらえない…届かない…。なんて所から、ヨガジェネレーションさんと一緒に仕事させて頂いてから、もうすぐ三年です。

実は、今日、9/21土曜日に新たな誕生があるのです。
ヨガ解剖学の新しいサイトが完成しました。深夜にも関わらず、出来立てのそのサイトを、しげしげと眺めていたら、そういえば、この世界に関わらせて頂いて7~8年になるんだと…こんな事も、あんな事もあったなぁ…となり、冒頭の言葉、さ・こ・つ…という言葉にたどりついてしまったのです。

最近では,有り難い事に、講義が多くなり、スケジュール事態がわからないんです…という声を沢山、沢山頂いていたものです。実際、僕自身も、自分のスケジュール管理に追われるような状態になりっていたもので、そんな所から、新たなサイトを作ろうと動き出しました。

せっかくだから、ヨガフェスタ初日に照準を合わせた、誕生日にさせて頂きました。
このサイトは、まだまだ変わっていき、バージョンアップも続いていきますが、とりあえずは、参加してくれる皆様の混乱が少しは和らぐのでは…と思う位の出来だと思います。
そして、卒業生の声として、感想など寄せてくれた僕の仲間は、ヨガ解剖学という知恵を杖にして、皆さん活躍してくれているようです。

これからも、可能な限りブログ、スケジュール含め更新していきますので、皆様、このサイトに遊びに来て下さいね~

内田かつのり

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