ヨガ解剖学講師内田かつのり先生が「怪我をしない、させない」の資料として使われるヨガクラスの参加問診票をもって微笑んでいる。

問診票の準備はされていますか?

こんにちは!さかたのりこです。 
 
ある日の講座終わり。チーム内田のヨガジェネグッチが、内田先生に相談にやってまいりました。
 
グッチ 「内田先生、お疲れのところ申し訳ないのですが、最近膝が痛いんです…」
 
 
こういった質問は内田先生に限らず、インストラクターの先生方には多く寄せられる質問ですね!
 
グッチには申し訳ないけれども、ある意味これはとてもいい機会!

内田先生が痛みを抱えた人に、どのような対応をするのか、直に拝見できる絶好のチャンス!と、終始会話を記録してみました。
よろしければその全貌をご覧ください。
 
 

膝のどこが痛い?

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生が「怪我をしない、させない」の資料として使われるヨガクラスの参加問診票をもとに、膝の痛みを説明する生徒さんの膝を触りながら状況を把握している
 
まず最初に出た質問は痛みの"箇所"。これとっても大事なことです。 
 
グッチはただ「膝が痛い」と訴えました。
ただ同じ膝と言っても膝全体なのか、前か後ろか、内側か外側か。
それによって当然返答の仕方は変わってきていいはずです。 
 
「膝が痛い」と訴える方に、すぐさま「無理をしないでくださいね」と、たった1回のキャッチボールしかできないのではとても残念。 
 
では皆様は、一つの訴えに対して、何度のやり取りができそうでしょうか…?
お客様はこういったところでも、インストラクターのコミュニケーション能力の高さを肌で感じ取っています。

でも、「一体どんなやり取りをしたらいいの?」というのが多くのインストラクターの悩みかと思います。
また、時間がたっぷりある時であればいいのですが、例えばクラス前となると、それほど一人のお客様にじっくりお話を聞いている時間も少ない…
というのも現実。
 
 
そこで…

問診票に記入してもらおう!

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生が「怪我をしない、させない」の資料として使われるヨガクラスの参加問診票を生徒から受け取っている。
 
グッチ 「あ、本物だ!」 
 

内田先生がお渡ししたのは、【怪我をしない・させない】の講座でお渡しするハンドアウトの一部「問診票」です。 
これは数年前に受講した私が、講座内容をもとに作った自前の問診票に、改良を重ねて、この度正式にハンドアウト化させていただきました。 
 
グッチも直にこの問診票に記入するのは初めてで、痛みがあるのに嬉しそう! 
 
グッチ 「これ、渡された時点で、すごい嬉しいですね!」 
 
真剣に一つ一つの質問に答えていくグッチ。
この問診票には、14回のキャッチボールがすでに記されています。 
ちなみにグッチが答えられたのは13個。
14個目は後ほど。
 
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生考案の「怪我をしない、させない」の講座の資料として使われるヨガクラスの参加問診票に記入し終えた生徒さん
 
できました! 
 
 

本当のコミュニケーションはココから!

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生が「怪我をしない、させない」の資料として使われるヨガクラスの参加問診票をみながら、膝の痛みを説明する生徒さんとコミュニケーションをとっている。

内田先生 「どれどれ。ふむふむ。」
 
内田先生が一通り目を通す間、やや緊張気味の表情で待っているグッチ。 
なぜならば、グッチは週に1度のヨガでリフレッシュし、大好きなダンスで羽目をはずすのが何よりの楽しみだから! 
 

・結構前に痛めたんだね?
・何をしている時に痛めた?
・痛めた瞬間はわかるの? 
・ペインスケールみると、今も結構痛いんだね…辛いよね…

etc.

問診票が手元にあるからこそ内田先生には生まれてくる質問があるようで、この後のふたりのキャッチボールの回数は数え切れませんでした。 
当然この深い会話をもとに、内田先生の頭の中ではグッチの症状を整理していっています。

グッチ 「ヨガとダンス、やっても大丈夫ですか? それとも…?」 
 
内田先生 「全然いいと思うよ!」

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生が「怪我をしない、させない」の資料として使われるヨガクラスの参加問診票を生徒から受け取っている。
 
 
途端に表情が緩むグッチ! 
それは、ここまでいろいろ話を伺ってくれた、理由がある上での回答だから。
 
ではなぜ内田先生は、ヨガもダンスも「やっていい」という判断をしたのでしょうか?

この問診票を解読するスキルが【怪我をしない・させない】の講座での本題となります。 
 
 
最後に。
内田先生 「どんな動きをした時に、痛みが出始める?」
 
 

14個目 可動域制限

 
 
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生が「怪我をしない、させない」の資料として使われるヨガクラスの参加問診票をみながら、膝の痛みを説明する生徒さんとコミュニケーションをとっている。
 
 
グッチ 「膝をこの姿勢よりも下に倒そうとすると、膝の内側に痛みが出ます。この手前なら平気です。」 
 
内田先生 「あぁ、グッチ、それはね。半月板の内側を圧迫しているよ。怪我でもなんでもないから安心して。」 
 
 
痛み=怪我と結びつけるのは安易、という典型的な例。
グッチは本来やってはいけない、膝関節内転(ひざかんせつないてん)という動きをして無理にポーズを深めようとしていたわけです。
 
 
 
グッチ 「でも内田先生、どうしたら僕の膝は良くなりますか…病院に行くようなことではないですよね。」

内田先生 「ヨガで解決できるよ。」 
 
グッチ 「え?そうなんですか」 
 
アグニスタンバーサナ
 
アグニスタンバーサナ(薪(たきぎ)のポーズ)が辛い>.<!! という方がいらっしゃったら、もしかしたら、無理をしてポーズをするとグッチのように半月板を圧迫してしまう危険性があります。     けれどきちんと可動域制限を見抜くことができれば、該当の筋肉は次第にほぐれ、上の写真のように膝はストンと落としていくことができます。      (ちょこっと宣伝ですが、来月に迫りましたUchida CAMP!にて、私・さかたのりこの講座「アナトミック・リカバリーメソッド」ではこの辺りに迫っていきます^-^)
 
 
ヨガをしたら痛くなる…なのに、解決してくれるのもまた、ヨガ!
なんと頼もしいことでしょうか! 
 

ヨガジェネレーションスタッフがデザートをもって微笑んでいる様子
 
内田先生としたのは、治療ではなく会話だけ。
なのにすっかり気分が晴れたグッチ!
「甘いものを食べに行きましょう!」と誘ってくれました♪
 
鍼灸の世界では、会話だけでの治療を「口鍼(くちばり)」といいます。口鍼のスキルを持っている鍼灸師は患者さんの治りも早いと言われているそうです。 
  
でもグッチ。体重5kg増えると、膝への負荷は何kgになるか知ってる?
宿題ね〜! 
 
 
みなさまお読みいただいてありがとうございました!

さかたのりこ
 

内田かつのり先生が人差し指をたてて微笑んでいる。怪我をしない、させない講座

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