内田かつのり先生が立っている

5000ものアサナに通用するスキルこそ”ヨガ解剖学”

ヨガ解剖学講座基礎編で、内田先生が伝えたいこと、それはケースバイケースの解剖学的見解ではなく答えを導きだす、考える力です。
今日は、内田先生がヨガ解剖学講座を続けている中の「そもそも」の大事なお話をシェアさせてい頂きますね!
 
 

ポイント1:誰でも来ていいのがヨガ解剖学

ヨガ解剖学講座基礎編えスタジオに28名の生徒さんが座り、奥正面で話をする内田かつのり先生
“難しい言葉を使わない”
これはヨガ解剖学講座の徹底したルール。もちろん押さえておくべき大事な言葉は内田先生から説明があります。
 
ただ、専門用語が多く挫折してしまう解剖学だからこそ、敢えて封印し誰にでも伝わる表現でアウトプットを磨きます。それは解剖学を純粋に楽しんで頂きたいのと同時に、ヨガインストラクターならミスリードを防ぐことに繋がっていることに気がついていただけるでしょう。
 

ポイント2:グレーゾーンからの卒業

左端に緑の○の中に緑の服、白のストールをまいた内田かつのり先生が右手の人差し指をたてている
「マグロとカツオの区別ができないお寿司屋さんなんていないですよね?でもヨガ業界で、特に解剖学のエリアではグレーにされていることが多いと感じます」
 
そんな切り口から講座はスタート。「肩関節の動きってどんなものがあるの?」を皆で考えます。「何をそんな簡単なことを・・・」と思われたとしたら、こう言い換えたらいかがでしょうか?
  
「肩関節を説明して下さい」
 
これが堂々と説明できなければ、肩関節の動きは説明できないでしょう。なんとなくの「わかったつもり」がグレーゾーンの原因です。わかったつもりのリードは、ミスリードになりやすく怪我を引き起こす危険性があります。
  

ポイント3:知らないアサナも理解できる

左端に緑の○の中に緑の服、白のストールをまいた内田かつのり先生が右手の人差し指をたてている
「5000種のアサナがあったら5000通りの答えを覚えなきゃならないでしょ。何個目かにはひとつ目を忘れてしまいます」
という例え話がありました。
  
まさにこれがヨガ解剖学真骨頂!
横流しの記憶ではなく、” 動き “から筋肉を特定するスキルを磨くのが大きなポイントとなります。
 
アサナ一つずつ覚えるのではなく「こういう動きだから・・・ここの筋肉を使っている」と分析します。これをヨガ解剖学講座では「ポジション分析」と呼んでいます。アサナが変わっても応用出来るスキルです。
  
ヨガのクラスで「このポーズが出来るようになりたいです」と相談を受けたとしたら、例えそのポーズを知らなくても、どの筋力をアップさせ、どの筋肉の柔軟性を向上させれば良いのかを分析できます。そのことが段階的に成長できる適切なシークエンスを組むことを可能にするのです。知らないアサナもどんとこいです! 
 

ポイント4:自分で考える力・伝える力にこだわる

男性二人が真剣に視線を前におくっている
ポイント1にまつわる話では、専門用語を使いたがる人がいた場合「では前に出てみんなに説明してください」とすると、大抵の人は説明が出来ない、もしくは間違った知識を持っていることが多いのだとか。
また、講座中でも間違えることが恥ずかしいからか、スマートフォンや持参した資料で調べる人は、大抵授業に遅れをとるとのこと。
 
それはなぜでしょう??
 
どちらの場合も共通しているのは、他人の知識を横流ししただけだからです。なにも記憶に残らない、熱意を持って語ることが出来ない、それをクラスでひけらかしても生徒さんとの距離はひらくいっぽうです。
 

記憶するタイプと考えるタイプ

例題を2つお出しします。

1.「力こぶをつくる動きで使う筋肉」を人に伝えたい時、どちらの覚え方がいいでしょうか?
 
A.「答えは(ネットで検索中)・・・上腕二頭筋。なるほどね!」
B.「ぽこってなるほうが縮まる。つまり働いている筋肉。名前はなんていうのかな・・なるほど上腕二頭筋というのか!」
 
どちらも上腕二頭筋を覚え、人に伝えることが出来ます。しかしヨガ解剖学ではBの覚え方をお勧めしています。

例題2.上腕二頭筋は腕立て伏せで鍛えられる?○か×かどちらでしょう?
 
考える大切さをお伝えしたいので敢えて答えはふせておきますが、Bタイプの覚え方なら正解できることは確かです。
 

記憶だけのデメリット

ヨガ解剖学講座基礎編で生徒さんが腕をあげてバンザイをしている
Aタイプ、Bタイプを例に上記のポイントと照らし合わせていきましょう。

Aタイプはポイント1が成立しません。

「誰でも来ていい」の先にあるものは、みなさんの未来の生徒さんです。ただ記憶しただけでは、説明するときに専門用語をつい使ってしまいますが、生徒さんは置いてきぼりになる可能性が高いです。その点Bの覚え方なら仕組みを理解しているので伝え方を工夫することが出来ます。
 

Aタイプはポイント2のグレーゾーンに陥りやすい

「力こぶをつくる動きは上腕二頭筋」の記憶は点の知識でしかありません。上腕二頭筋を理解したことにも、力こぶをつくる動きを理解したことにもなりません。理解と説明が不十分でグレーなアウトプットの出来上がりです。その点Bは自分が理解していること、まだ知らないことの線引きができるので、アウトプットは白黒はっきりつけてお伝えできます。
 

Aタイプはイレギュラーに対応できない

ポイント3でお伝えしたように、アサナが5000個あれば5000通りのアサナ別筋肉辞典を頭の中にいれておく必要がでてきます。これがとても大変な作業ですし、きっと覚え切れません。覚えてもとっさにはでてこないでしょう。5001個目が現われたら直ぐに対応できないのは目に見えています。
 

Bタイプはポイント4の通り自分で考える力・伝える力を磨くこと

5001個目のアサナが飛び込んできても「なるほどね」と理解し直ぐにアウトプットできるのがBタイプ。点の記憶ではなく、動きと働きを理解しているので知らないポーズでも考え、そして伝える力が備わっています。動きとは運動学のこと。解剖学を同じくやはり必要な学問です。それも難しい言葉を使わずに知らず知らずのうちに理解を深まってしまうのがヨガ解剖学のすごいところです。
 

まとめ

内田かつのり先生が話している
いかがですか?本を読む、ワークショップに参加する、インプットすることはとてもいいことですが、ぜひBタイプの覚え方を続けて欲しいと思います。特に解剖学のことは。なぜなら解剖学は答えが既に出来上がっているものだからです。答えを覚えるだけなら本に載っています。なぜその答えになるのかを考えられる力を養いましょう。それをアサナとむすびつければ、シークエンスをオーダーメイドで作り上げていくことが可能となります。

もっと詳しく知りたい方は、ぜひヨガ解剖学講座基礎編へお越しくださいね!
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