目次
2011年に医療をベースにした「ヨーガ療法」という指導者資格を取り、着実にヨガインストラクターとしての実績を積んできた井上奈美さん。
そんなベテランヨガ指導者の彼女が、パーソナル指導に於いて、ヨガに限界を感じていた時に出会ったのが、「ヨガトレーナー育成 6カ月間プロコース」
奈美さんはこの講座のオンラインで初開催された、2期を修了されました。
パーソナルレッスンを受けて下さった方々の色々な悩みを解決したいと思ったのと、ワンランク上、無理しないを言い訳にしない知識を身につける為に受講を決められたとのことです。
ただヨガをしたい人は、パーソナルレッスンには来ない。ヨガに限界を感じたパーソナル指導
奈美さん:自分でもパーソナルレッスンをやっていたんですが、いろんな生徒さんがやってきますよね。
ただヨガを上手になりたいだけの方は、そもそもパーソナルに来ないんです。パーソナルに来る人は、ほとんど目的がはっきりしていますよね。不調や病気を治したい人も来ます。中には『え、私大丈夫かな…』と思うこともありました。
ことみ:知識がないと、どこまでやっていいのか判断することは難しいですよね。
奈美さん:はい。どうしたら来て下さる生徒さんに喜んで頂けるのだろうと、ずっともどかしい思いをしていました。
飛び込んできた「インストラクターの1つ上を目指しませんか?」という言葉
奈美さん:そんなとき、ヨガジェネさんから届いたメルマガを見て「インストラクターの1つ上を目指しませんか?」という言葉が飛び込んできました。自分でも意識をしていたんでしょうね(笑)
まさに、「無理をしないで下さいね」という濁す言葉を卒業したいと思っていたんです。内田先生の講座を受けるのは、実はこれが初めてでしたが、躊躇なく申し込みました。
ことみ:内田先生の講座はこれが初めてだったんですね!この講座は内田先生のヨガ解剖学の他の講座を受講して来られる方も多いのですが、初めての内田先生はいかがでしたか?
奈美さん:私はそもそもヨーガ療法を学んでいたので、補完医療まで踏み込めるヨガという意味ではベースがあったのかもしれません。
でも、実際のアーサナを補完医療に結び付けるところまでには至らなかったです。内田先生のヨガ解剖学は、ヨガのアーサナを通じて疾患を改善に導いたり、緩和したりすることを学べるのが、目からウロコでした。
プロコースの10個のシークエンスで、どんな生徒さんでもほぼ対応!?
奈美さん:プロコースの全12回を終え、自分のレッスンの幅は確実に広がりました。
ヨガはそもそも、自重をかけるトレーニング要素のあるアーサナもたくさんあるのに、それを上手く活かしきれていなかった。プロコースを学び、自重をコントロールする方法が分かり、男性の参加者がすごく増えました。ヨガでも筋肉を付けたり、鍛えたりできるんだな、と。
フィジカルの部分だけでなく、自律神経系の話もプロコースでは出てきます。私はまだ受けていないのですが、内田先生のアナ骨の要素もプロコースのシークエンスでは取り入れられていて、自律神経はバランスが取れていることが大切と。筋肉を使い、交感神経をしっかりと上げたうえで、脱力をかけることで、副交感神経のスイッチを入れることができる。
ことみ:ヨガはゆったりと心を落ち着けることにフォーカスされがちですが、動いて交感神経も優位にすることで、自律神経のバランスが整う、というのがアナトミック骨盤ヨガ®の効果の1つですね
奈美さん:夜のプログラムで、「安眠の為のアナトミックリラクゼーションヨガ」という名前でやっているレッスンがあります。夜でもしっかり動くので、生徒さんにはびっくりされるのですが、ちゃんと安眠できる、ととても好評を得ています^^
「この講座は、私が学びたかったことが全部詰まった講座でした。」 とにっこり。
プロのヨガインストラクターとは?確かな知識と、人の心を掴む「寄り添う力」
奈美さんは、この講座の中でも「プロ意識」というパートが本当に必要なことだった、とおっしゃいました。
奈美さん:まず、このプロコースを受講したとき、内田先生の講座を受けるのが初めてだった私は、疎外感を感じるのではないかな、と思っていました。他の生徒さんは、内田先生の他の講座をたくさん受講済みだったからです。でも、内田先生は、いつも『浜松の奈美ちゃん』と声を掛けてくれて、とても嬉しかったんです!
奈美さんは、内田先生の温かさにとても心を掴まれたそうです。
そして、内田先生の言葉で心に残っているのは、
『ヨガインストラクターはゴマンといるよ。人対人だからね。ポーズだけでは無く、ヨガ解剖学を通して、生徒さんに寄添う心を学んで欲しいんだよ』
内田先生の”プロ意識”を学び、これまでは、『ヨガがしたくて生徒さんは通っているんだろうな』という意識が、『わたしに会いに来てくれているな』というところに意識が向くようになり、そうなるようにはどうしたらいいかを考えるようになったそうです。
ヨガを指導していく人は、みんな受けた方がいい!どんな生徒さんが来ても、物怖じしなくなった。
奈美さん:プロコースの学びを活かしているレッスンは、本当に好評で、嬉しいフィードバックばかり頂くんです。そして、リピーターさんもどんどん増えていきました。この講座は、絶対みんな受けた方がいい!(笑)
これまでだったら、例えば“脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)” なんですと言われて、ヨガで何かできますか、と聞かれたとしたら、ちょっとひるんでしまって『無理をしないでくださいね』と言ってたかもしれないんですが、今は物怖じせずに、『ヨガでこんなことができます。私のところに通ってみませんか?』と自信を持って言えます!
自信を持って生徒さんと向き合えるから、寄り添える。奈美さんが、すごくヨガを教えることを楽しんでいるのが伺えました。
奈美さん:プロコースを受けなかったら、知らないままだったことがたくさんあります。引き出しがすごく増えました。例えば、パルスオキシメーターが一台あれば、心拍数や血圧で身体への負荷が測れることとか、生理学や栄養学のこと。そんなヨガ以外の知識も指導に活かせていることが、生徒さんに選ばれている理由の一つでもあります
「本当に内田先生のおかげです。」と笑顔の奈美さん。
奈美さんは、内田先生が学び続ける姿にも感銘を受け、自分も追いつかないと、との想いで学びとアウトプットを続けられています。
そんな井上奈美さんが、ヨガインストラクターとして一層活躍することができたきっかけだという「ヨガトレーナ育成 プロコース」は、4期がスタートしたばかり。
第5期は、2022年の春ごろから開講予定です!
皆さまお楽しみに☆彡
井上奈美さんのプロフィール
経歴
2011
日本ヨーガ・ニケタン主催ヨーガ教師養成講座YIC終了 認定ヨーガ教師
2013
聖名拝受 AANANDAPRAYUKTA DEVI
2016
日本ヨーガ・ニケタン主催ヨーガ療法士養成講座YTIC修了
日本ヨーガ療法学会認定療法士
日本統合医療学会会員 学会認定療法士
2021
ヨガトレーナープロコース資格取得
ヘッドショルダーセラピスト養成コースプロ科修了
実践解剖学基礎講座修了
学会活動
2016年4月 共同国際会議in大宮2016
第14回日本ヨーガ療法学会 大宮
「循環器とヨーガ療法」にて
「転移性肺癌(末期)の緩和ケアにおける不安感に対するヨーガ療法指導報告」
オーラル発表
2017年10月
日本統合医療学会
第3回愛知県支部例会にて「キアラリゾートでのヨーガ療法指導について」発表
————————————–
◉Instagram: @n_yoga73
◉twitter: @n_yoga73
◉facebook: namiyogastudio
◉ホームページ: https://namiyoga.amebaownd.com
◉link tree: https://linktr.ee/namiyogastudio