さかたのりこ先生が、うつ伏せのお母さんの背中をマッサージしている様子

【 内田流シニアヨガの秘密その4-2 】リハビリエリアに届かせたい想い

「痛い=やめておきましょう」は卒業!
「痛いけど動かしたほうがいいリハビリエリアに届かせたい想い」編

  
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生は、「リハビリには痛いけど敢えて動かす、ということがあります。」と言います。
  
シニアヨガ指導者の方は少しずつ増えていると思います。そのスタイルはそれぞれあると思います。歩行が困難な方へのシニアヨガから、まだまだ元気な方への予防医学的なスタイルまで。
 
内田かつのり先生のシニアヨガは自力歩行が可能で、且つ自力排泄が可能な生徒さんを想定しています。つまり、スタジオまでこれる体力のある方です。ただ、その体力は人それぞれ。1km先のスタジオまで行ける人もいれば、200m圏内でないと難しい方もいます。その体力差に応じて「適切な負荷」でヨガクラスを提供できるのが、大きな特徴です。
 
若い運動不足の方にも有効なので、予防医学として活用して頂ける内容ですが、「適切な負荷」に拘るには理由があります。ヨガ解剖学講座にご参加頂いている皆さまはご存知の、さかたのりこ先生のお母さまの変化がその最たる一例です。
 
「痛い痛い!!」と声を大きく主張したこともあったといいます。
「今日はやりたくない」と拒否する姿勢を見せたこともあったといいます。
「これ以上動かないよ・・」とできない自分をせめてこともあったといいます。
 
でも、のりこ先生は始める前に、お母さまと約束をしました。
「絶対あきらめない!これが約束ね!」
それは、お母さまはもちろん、のりこ先生自身に言い聞かせる言葉だったかと思います。
  
「痛い痛い!!」というお母さまに「いいや大丈夫!今日はここまで
動かすよ!」と言い切れるための知識と気持ちの強さ。
「今日はやりたくない」というお母さまに、どうにかやる気にさせるためのコミュニケーション力。
「これ以上動かないよ・・」と落ち込むお母さまに対し、可動域は果たして本当に落ち込む必要があるのか、正常なのか否かの判断の勉強と、成長に寄り添う姿勢。
 
双方の覚悟を持って、フラダンスを楽しめるようになりました。
 
シニアヨガのスタイルはさまざま。
ただ、内田かつのり先生のシニアヨガメソッドは、解剖学に基づいて運動機能の回復・改善を図り、その先にあるQOL(クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life)の向上を目指すものです。
 
理学療法士では無いけれど、ヨガでできることが確実にある。
そう確信している内田かつのり先生だからこそ、「痛い!」という主張に対して、医師の許可があるならば、「痛い!」けど動かすそのことで、改善に向かうところまで寄り添えるシニアヨガを目指しています。
気になる方はぜひ、内田かつのり先生のシニアヨガへ。
 
シニアヨガ指導者養成講座
 
〔 参考ブログ 〕
「ヨガの可能性はリハビリエリアに届く!」

ヨガの可能性はリハビリエリアに届く!

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