内田先生がグッチさんとのりこママのラミネートを持って講義をしている様子

シニアヨガ指導者の皆さまへ、ラミネートになった私(グッチ)から伝えたいこと

こんにちは。グッチです。
2019年5月6日(月)をもちまして、ヨガ解剖学アカデミーをはじめ、株式会社オハナスマイルを退社することになりました。このブログが卒業前最後のブログとなります。
 
かわいい後輩べーちゃんが、ラミネートになっている私のことをブログに書いてくれているので、シニアヨガの様子を写真でなぞりながら自分視点でも書いてみようと思います。
 

ただの裏方グッチが日本中の沢山の方に知ってもらえました

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。ラミネートを掲げて説明している様子思い返せば、3年前、初めてこちらでブログを書き始めました。「グッチ、嬉しいけど長すぎる(笑)申し訳ないけど読めないよwww」と内田先生に言われながらも、伝えたいことが多すぎていつも盛り沢山な文量で偉そうなことつらつらと書いてきました。(不快に感じていた方ごめんなさい・・・)
 
驚いたのはスタジオで準備をしていたときのこと。
「あの~。グッチさんですよね?ブログいつも楽しみにしています♪」
と、初めて生徒さんにお声がけいただきました。忘れもしません。Aさん。
 
「『解剖学は心を置き去りにしているわけではない』のフェイスブック投稿をみて、6日間ティーチャーズトレーニングに参加することを決めました」
とメッセージをくれたTさん。
 
「グッチさんのブログは長いけど、想いが伝わってくるからどんどん読めますよ!」と励ましてくれたSさん。
 
読んでくれている人いるんだな~と励みにして、書き続けてきました。
一人でも、二人でも、ヨガ解剖学に興味を持って頂けていれば幸いです。

ラミネートになっていた私・・(恐縮です)

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。身振り手振りで説明する内田先生
シニアヨガ指導者養成講座を企画立案されたと同時に、テキストに使用する写真が必要となりました。内田先生と一緒に撮影に臨むのは、ラミネートにもなっている、のりこ先生のお母さま。プロのカメラマンに写真を撮られるなんて、誰でも緊張しますよね。緊張を隠しながら撮影を頑張っていたのりこママに休憩のタイミングがやってきました。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座。真剣に講座に耳を傾ける生徒さん 
ベンチで私とお留守番となったのりこママは、きっと僕と同じく人見知り。でも人生の先輩の優しさで「お天気になってよかったね~」と話しかけてくれました。その一言から会話がうまれ温かい楽しい時間が過ぎていました。内田先生が撮影から戻るやいなや「のりちゃん!!写真!!!これこそシニアヨガだ!」と携帯でパシャリとしたのが、いつの間にかラミネートになっていました。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。身振り手振りで説明する内田先生 

自分らしくをわすれないで

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。身振り手振りで説明する内田先生ラミネートが使われるタイミングは「傾聴(けいちょう)」を説明するパート。
ヨガはどうあるべき、シニアヨガはどうあるべき、体が不自由な人にはこうあるべき、などなど、いろいろなシニアヨガのイメージにがんじがらめになる前に、目の前の人の話に耳を傾けるほうがずっと大事ではないか、というメッセージを伝えるパートです。それが雑談であってもいい。雑談の中にこそ、表にはでてこないシニアヨガクラスの生徒さんが抱える「SOS」が隠されいてるからです。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。傾聴(けいちょ)を意識して会話をしている生徒さんの様子 
講座中、ラミネートの説明では「グッチがのりこママの笑顔を引き出したんだよ」という説明がされていたかと思います。とてもありがたいお話ですが、のりこママの笑顔は私一人では叶わないことです。

のりこママと僕とで笑顔の時間を過ごせた、というのが正しいのではないかと思うのです。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。傾聴(けいちょ)を意識して会話をしている生徒さんの様子
「ヨガ指導者」なんて肩書きは、とても重たくのしかかっているかもしれません。「ちゃんとしなければならない」「まちがってはいけない」「不快にさせてはいけない」不安はつきないと思います。でもそれって一方通行な悩みなのかもしれません。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。傾聴(けいちょ)を意識して会話をしている生徒さんの様子
ラミネートになった私が、のりこママとお話していた時を思いだして、皆さんにお伝えできることがあるとしたら、「シニアヨガは双方で作り上げるもの」ということかなと思います。

気負いしすぎず、自分らしく、素敵な時間を過ごすこと。
ヨガや運動を共にできるのは、こうした時間の積み重ねの中に生まれるのだと感じますし、内田先生がシニアヨガで伝えたい一番大事な部分だと思います。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。傾聴(けいちょ)を意識して会話をしている生徒さんの様子
私は特に何者でもありません。
特別なスキルもなく、ヨガの知識もなく、解剖学の知識もありません。
しかし、そんな私とのりこママがベンチで座っているのをみて「これこそがシニアヨガだ」と嬉しそうにする内田先生の想いを考えてみて下さい。シニアヨガってなんなんでしょう??
 

「ヨガとは何か?」の先にあるもの

ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。ラミネートを掲げて説明している様子内田先生はヨガ解剖学の先生です。「ヨガを運動指導と捉えるなら、確実に効果のあるものにしたい」その想いを基本として講座をおこなっています。
 
「ヨガは体の変化だけじゃないけどな・・」そんな意見をきかないわけではありません。「ヨガってなに?」を考えれば、解剖学は後回しにする方のほうが多いかもしれません。
 
しかし、冒頭でもふれた通り私は内田先生の講座を間近で見せて頂きながら「解剖学は心を置き去りにしているわけではない」と心から感じています。
 
内田先生も「体のコントロールをすることが、心と向き合うのにすごく近道だと思うんだよ」こうおっしゃっていました。
シニアヨガも体の変化を目的として指導方法を学びます。でも、考えるべきはそれが何に繋がっているのかということです。
ヨガ解剖学講師内田かつのり先生のシニアヨガ指導者養成講座の様子。傾聴(けいちょう)を意識して会話をしている生徒さんの様子 
皆さんの伝えたいヨガの先に、生徒さんの何が待っていますか?
それが、もし生徒さんの笑顔なのだとしたら・・・?
 
カラダの変化に特化したシニアヨガだとしても、悩み解決に寄り添えるならゴールは同じではないでしょうか?
難しい固定概念にとらわれず、自分らしく、「あなただから会いに来たのよ」と言ってもらえる指導者として、会話を楽しめるのだとしたらゴールは同じではないでしょうか?
 
ヨガ業界の裏方として約3年半の新参者が許されるのであれば、最後にこんな生意気なメッセージをお伝えしたいと思います。
 
「ヨガとはなに?」で迷いが生まれるくらいなら、「なんのためのヨガ?」に立ち返ってみてください。そこにこそ、自分がヨガを伝えたい熱い想いが込められているはずですから。
 
  
これで最後のブログとなります。
長さはほどほどにできました^^
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんのご活躍を遠くから応援しています。
 
内田先生、のりこ先生をはじめ、多くの方に支えられて続けてこれました。
本当にお世話になりました。
ありがとうございます。

グッチ

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