こんにちは!ヨガジェネレーションのグッチです。
今日は東京2017年2月に行われたアナトミック骨盤ヨガ®(以下アナ骨®)指導者養成講座の様子をご紹介します。1週間ごとの平日開催でしっかりと自分の中に落とし込んで頂きました!
キツイで終らないで
参加した皆さまの半分がワークショップを受けたことがない今回。アナ骨®名物「シコ」で効果と狙いを体感して頂く時間では「キツイ!」の声がいたるところで聞こえてきました。そこで内田先生からメッセージが。アナ骨®に込められた想いをお伝えしました。
「”キツい”けどね“キツい”だけで終わってほしくないんだ。なぜキツイのかをしっかりわかって欲しいし、伝えていって欲しい。それが出来ないと生徒さんもキツいだけになってしまうでしょ。」
“キツい”時間は意外と短いもの。でもやっていると永遠に感じるほど・・・その間に自分のからだに何が起きているのか真剣に観察します。「じわ~って熱くなる!」「こうしたほうがよりキツいね!」クラス全体が活気つきました。
少しの違いで効果0。だからこそ正しいアライメントを
「確実に効果を出したいからキツいの。僕が厳しいだけなわけじゃない。アナ骨®にきて『まだ時期じゃなかった』と謝られてしまうのがとても悲しいんだ。それぞれに合ったポジションで十分効果があるから。だからこそ崩れてしまわないように正しいアライメントを一つ一つ積み上げてみて」
微妙な違いで全く効果が無くなってしまうアナ骨®シークエンス。そこはやはり解剖学の基づいているからこそなんだなと思います。ただ、完成形を無理やりリードしてやらせるのは間違い。それよりも効かせるポジションを保つことの意義、あくまでも人それぞれの精一杯のポジションを忘れないで下さいね。
キツイの向こう側にあるもの
「『こうなりたいんだ!こう変わりたんだ!』に必ず応えられるように作ったのがアナ骨®だよ。でも効果をだすには能動的に動いてもらわないといけないんだ」
ブログを始めてからお伝えしている一つに「解剖学は心を置き去りにしていない」という想いがあります。キツいことで有名になったアナ骨®に参加すればわかりますが、自ら効かせにいく頑張る自分、へこたれそうになる弱い自分、雑念の入り込む余地などなく、自然と内観状態に入っています。
そこで養われる前向きな自分に気がついたとき、心を置き去りにしているなんて偏見は一気に吹き飛びます。
「心のゴールの手前にはからだの変化があります。例えば、歳を重ねたお父さん。何かに掴まらないと立ち上がれなかったんだけど、骨盤周り、衰えやすい前ももの筋肉をアナ骨®で能動的に動かすことによって、自力で立ち上 がれるようになったんだ。このときのね、心の変化にも気づいてほしいんだ」
解剖学だって心に働きかけることができる。一人でも多くのヨガインストラクターの皆さまが解剖学を味方につけて頂けることを願っています。
人生、楽ありゃ苦もあるさ
アナトミック骨盤ヨガ®の強度には解剖学に基づいた理由があります。マットの上で訪れるアナ骨®シークエンスのキツさの向こう側には、心にもからだにも確実に効果が現われます。その効果は待っているだけでは手に入りません。自らの意思で取りにいくことが必須となるシークエンスです。
「マットの上で起きてることは人生の縮図のようなもの」
内田先生が作りあげたアナトミック骨盤ヨガ®は、マットを降りた日常でも皆さんの支えとなるようにという想いが詰まっています。既にご活躍中のアナ骨®ティーチャーの皆さまも、本日から指導者養成講座に参加されている皆さまも、ぜひ遠慮せずに”正しい”キツさでアナ骨®を提供していって下さいね!
お読み頂きありがとうございます。
グッチ
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