内田かつのり先生

スタッフが語る『インストラクターが解剖学を学んだ方が良い理由』

こんにちは!ヨガジェネレーションのねこです。

実は、私は19歳から5年ほどトレーニング指導やスタジオでレッスンを行うスポーツインストラクターとして活動していました。

そんな私が、現在内田先生の講座を担当させていただくようになり、元インストラクターとしての目線で感じたことを今回は書かせていただきます☆

高齢者への指導の不安

杖をもっている高齢女性
私は元々トレー二ングが好きだったこともあり、スポーツクラブに入社し、10代から60代の方を中心にトレーニング指導をしてきました。

そんな中、新たに入会された82歳の女性(Nさん)のパーソナルトレーニングを担当することに。

当時の私はトレーニングの知識はあるものの、「高齢者」への指導は初めて!

・どこまで負荷をかけて大丈夫なのか。
・トレーニングで怪我をさせてしまわないか。

・・・などの、不安があったのを覚えています。

ヨガ指導の現場で、皆さんも同じように感じたことはありませんか?

いくつになっても身体は変わる!

トレーニングをする高齢者
そんな不安を抱えながらもNさんの身体と悩みを把握し改善するために、文字通り「二人三脚」で休み休み(1時間弱のトレーニングでしたが、実際に体を動かしていたのは10分程度)のペースで週2~3回トレーニングを続けていました。

担当して数ヶ月たったある日、「今までは自宅の掃除をするのに途中休憩をしながらじゃないとできなかったのが、最近は休まずに掃除ができるようになった!」と、笑顔で嬉しい報告をしてくれたNさん。

Nさんの笑顔を見て、私自身すごーーく嬉しかったのを今でもよく覚えています^^

その後も、嬉しそうに身体の変化を報告してくれたNさん。

・自宅までの上り坂を休憩なしで歩けるようになった!
・最近調子が良いから1つ先のバス停まで歩いたら、余裕だったよ!
・以前よりも背筋が伸びて、立ち姿を褒められたよ!

などの話を聞き、当時の私は「どんなに高齢になっても身体は変えられる」ということを、目の前にいるNさんから改めて学ぶことができました!

知識と選択肢、そして経験という引き出しの大切さ

内田かつのり先生の講座風景
そして今、内田先生の講座を担当する中で「あの時の私に、もっと解剖学の知識があったら、より効率よく効果的なトレーニングをNさんに提案できたのではないか?」と思うことがあります。

始めに感じた不安も、より確かな知識があれば過剰に不安になることはなかったはず。

これはシニア世代に関してだけでなく、どの世代への指導にも共通していて、もちろんヨガでも同じ事が言えます。

目の前の生徒さんに対して知識と選択肢、そして経験という、たくさんの引き出しを持つことで指導の幅を広げることができるのです。

あなたのところへ来るたくさんの生徒さんが笑顔になるように。解剖学は必要だなと感じます^^
シニアヨガ指導者養成講座

実践ヨガ解剖学講座 基礎編

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