こんにちは、さかたのりこです。
最終回まであと6回。毎週総集編のように綴っておりますアナトミックヨガのカウントダウン。
今回は、ヨガ解剖学講師ではなく、ひとりのエンターティナーとして前に立たせてもらうことにこだわり続けた内田先生の一コマをご紹介したいと思います。
インストラクターの皆さん!
「自分らしいクラス作りってなんだろう…」と、もしも既成概念に頭がカチコチになることがあったならば、よろしければぜひ参考にしてみてくださいね。
2014年、クリスマスの無念…
2年前のクリスマス。年末最後のクラスということもあって、たくさんの方にご参加いただいていました。この日のクラス冒頭の小話は、内田先生の高校時代の思い出話。当時大人気アイドルだった松田聖子ちゃんのコンサートにお友だち数人と出かけたあと、ひとりの友人宅で、朝まで聖子ちゃん談義で盛り上がったという聖夜の夜。可愛らしいお話でした。
その日、内田先生がシャバーサナで選んだ曲は、そう「恋人はサンタクロース」(笑)
みんながスヤスヤ横になっている間、クリスマスケーキにローソクを灯すなんて、粋な演出までされていました。が、内田先生としてはひとつ残念な思いに駆られます。
もっといい音で、聴いて欲しかったな…
当時の駒沢スタジオには、小さなCDラジカセがあっただけ。
全員に届けたいけれど、大音量でかけるわけにもいかず、うーん。。。
であれば、見つけてくるしかない!と、いざ家電量販店に足を運んだわけです。
僕が伝えたいヨガがある
ヨガのクラスに松田聖子ちゃん、みなさんはどう思われますか?
アナトミックヨガのBGMには、矢沢永吉であったり、甲斐バンドであったり、長渕剛も、ビートルズも、AKB48が流れることもあるんです。
内田先生の毎回の小話とテーマに差し色となるようなBGMが、ときに涙を誘い、ときに気持ちを奮い立たせ、押さえ込んでいた感情さえむき出しにさせる熱いクラスを作ってくれます。
「僕からヨガらしい音楽が奪われても
僕からティンシャを取り上げられても
僕がOmという言葉を唱えなくても
僕が伝えたいヨガがここにあること、それが大事だと思うんだ。」
最初に”エンターティナー”と言いました。
ヨガのインストラクターは、ヨガを習いに来た生徒さんにとって、先生でもありますが、
「生徒さんは、ハッピーになりたくて、ヨガに来ていることを忘れちゃいけないよ!」という内田先生。
主役は生徒たちであっても、アナトミックヨガは内田先生のステージでもあるわけです。
さてさて、今夜もプレイリストに曲を仕込む内田先生。クラスではどんなBGMが聴こえるでしょうか。
今年はもう聖子ちゃんが聴けないと思うと、とてもとてもさみしい限りです(涙)。