「胸を開く」
ヨガスタジオでは当たり前に使われる言葉ですが、
「胸を開いてみて」と家族に言ってみたところ、
まず「えっ?」って困惑されました。
そして…
ちょっと自慢気なポーズをする。
(胸を張るってやつです)
または
胸のボタンを外そうとする。
あるいは
秘密を打ち明けようとする。
私の母に至っては
「鶏胸肉の観音開き」を説明し始めました。
なのにヨガスタジオに来た途端、「胸を開いて~」というリードだけで皆が一斉に「胸を開いた状態」になれるでしょうか?
インストラクターの皆さん、
「胸を開く」とは「どこ」が「どうなる」ことなのか、明確に説明できますか?
その状態に確実にリードできますか?
あなたが選んだ、そのアーサナは「胸を開く」目的として最適ですか?
理解し伝える”ポジション分析”
クラスに来られた全ての方に
「わぁー。胸が開いたぁー。」と納得してもらう為に、
私が思う「胸を開く」=大自然の中で深呼吸(または、映画「ショーシャンクの空に」)のポーズのポジション分析から始めてみました。
深く息を吸い込んで、胸郭が広がった状態。
どこが、どうなっていると、そうなる、のか。
どこが、どうなっていると、そうならない、のか。
それを、伝わるリードへと繋げることには、まだまだトライ&エラー中ですが、
「胸を開くとは?」を明確にしていなければ、
「伝わっている or 伝わっていない」のジャッジすら、できないでいたと思います。
まずは、なんとなく使ってしまっている「決まり文句」の意味を、
ヨガ解剖学のポジション分析というツールを使って明確にしてみませんか?
インストラクター含め、そこに居る全員が「なんとなくこんな感じ~」で進んじゃうボンヤリしたクラスをピリッとさせましょ♪
tacaco
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