言葉によるリードというのは本当に難しい。
「どこ」を「どうする」
この認識がインストラクターと生徒さんとでピタっと合っていなければ全く意図しない結果になってしまう。
腰ってどこ?って生徒さんに聞いてみたことありますか?
彼らが表現するそれは、
細いベルトのようだったり、
コルセットのようだったり、
サロンパスのようだったり、
お尻のポケットのようだったり、
驚くほどヴァリエーション豊かです。
日本語としては、どれも「腰」。
だけど、ヨガのクラスにおいては
”腰ってここよ”と最初に認識を合わせておく必要ありませんか?
では、どこに合わせましょう?
答えがひとつしかない「腰」がいいですよね。
それが解剖学的な「腰」=「腰椎」。
腰椎を知らないヨガインストラクターはさすがにいないとは思いますが…
生徒さんの身体で「ここ」と正確に指し示すことはできますか?
ヨガ解剖学の講座ではマスキングテープを使って「ここ」と正確にマークする練習をします。
それをそのままクラスに取り入れるだけで、簡単に全員の「腰」が一致するんですよ。
実はこれ、いくつかの身体の目印を覚えれば簡単。
その目印さえ教えてあげれば、生徒さん同士でもマークすることができるので人数が多いクラスでも、バッチリ認識が揃います。
ちなみに、「どうする」の方にもマスキングテープは使えるんです。
「どこ」を「どうする」を誤解なく伝える為のツール。
ヨガ解剖学は、どこまでも実践的です。
tacaco
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