「ヨガの練習は続けているのに、一向にできないアサナがある」そんな悩みはありませんか?
その悩みを解決へと導く” 心とからだを一致させる “という内田先生の教えをシェアさせていただきますね。例えば「背筋をまっすぐに」というリードがあったとき、反り腰になっている人が非常に多いのがその例です。効果が無いどころか怪我の恐れをうみだしてしまいます。心とからだを一致させることを意識するだけで練習の質が劇的に向上します。
一致?不一致?試しにやってみよう!
プランクからローランジへポーズを変える時を想像してみてください。
■前の脚は膝を90度、ももは床と平行。
■後ろ脚の膝はまっすぐ。膝に痛みがあったら曲げて下さいね。
■お尻は下がると腰反りを誘発するから、下がらないように気をつける。
■上半身はタダアサナと同じキレイな背中のままで。
■余裕がある人は上半身の延長線上に手を伸ばす。
■後ろ足の踵(かかと)から伸ばした指先まで一直線に上半身を起こしてキープ。
アナトミック骨盤ヨガ®のローランジのバリエーションの一つのリード例です。皆さんもぜひおうちでやってみてください。できれば写真を一枚パチリして、確認してみてくださいね。
頑張る心と頑張りきれていないからだの不一致に気付く
自分が意識して作り上げたアサナは、果たして想い通りの形になっているでしょうか。ここで誤解してほしくないのは、本に載っている上級者のアサナと自分を比べるのとはまったく別のお話ということ。あくまでも、自分の思ったとおりにからだをキープできているかを意識してみて下さい。
どのアサナでも一致していないことが多いかもしれません。タダアサナでさえ、果たして本当にまっすぐに大地に根付くように立てているのか?そこからはじめてもいいかもしれないですね。画像はローランジからポーズを変化させるときのこと。前後の脚をそろえるつもりでも、少しのズレが生じています。
それくらい、心とからだを一致させるのは難しいようです。
効果を出すコツは自分次第かも?
自分の心とからだが一致しているかの教えは内田先生のアナトミック骨盤ヨガ®、アナトミックヨガでよく使われています。なぜなら先生のシークエンスやリードには確固たる狙いが込められているからです。一致していないことを厳しい言葉で言い換えれば「出来ているつもり」の状態と言えます。
「出来ているつもり」の状態から、自分の限界を少し超えて心とからだを一致させることは、フィジカル・メンタル両方の強化に繋がります。それは日常の不都合を物ともしない強い軸となるでしょう。いくらシークエンスがよくても、自らがその恩恵を勝ち取りにいく意識がなければ、心とからだが一致したアサナにはなっていないでしょう。
まとめ
心とからだを一致させることは、クラス・指導者・アサナ自体の狙いや目的をしっかりと受け取るにことへの近道だと感じます。心とからだ、しっかりと内観することで細かい気付きが沢山あるはずです。同じ脚を踏ん張るだけでも前後左右・真下などそれだけでも効かせる場所が変わってきます。
ヨガ解剖学は感覚的にことに学問の理解を加えることで、よりアサナの理解と内観を深めることに繋がっていると思います。
お読み頂きありがとうございます。
グッチ
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