ヨガ解剖学講座基礎編、通称”骨筋(ほねきん)”講座にはもうご参加になりましたか?ヨガ解剖学講座全ての基礎であり重要な内容となっているにも関わらず、とてもわかりやすく講座は進行します。ほかの講座の理解度がかわってきますので、日程が合えばぜひ参加してくださいね!
さて、今回は少しだけ「アジャストメント」に踏み込んだ時のことをシェアさせていただきますね!
ミスリードは結構起きている
「腕をあげて」というリードがあった際に、どのような動きをすればいいでしょうか?太陽礼拝なら必ずと言っていいほど、よく聞くリードですよね。もう動きがわかっているなら簡単ですが、初めてヨガをする人には通じないかもしれません。こうしたちょっとした言い回しや「わかるはずだろう」という思い込みによって、ミスリードは思っている以上にクラスの中で頻繁に起きています。
無理してアサナをとらずに整理しよう
座ってバンザイをしていますね。これをそのままひっくり返したら・・・これもヨガのクラスでは必ずと言っていいほどよくあるダウンドッグのポーズになると思いませんか?
ミスリードを防ぐには、“伝わる”言葉でリードをするのが近道です。骨筋講座では、いきなりダウンドッグのポーズとるのではなく、正しいアライメントに誘導できるリードを探ります。
どの方向からでもアジャストできるように!
“正しいアライメント”という言葉がでてきました。ヨガが初めての人ならなおさら正しいアライメントへのアジャストメントが必要です。骨筋講座では見落としていた意外と大きな落とし穴に気がつきます。それは向きです。
ちょっと想像してみてください。ネジをしめる作業は真正面からなら見なくてもできるのに、上向きや腕をくぐらせての間反対のように、向きが変わると一瞬「あれ?」ってとまどう事はないでしょうか?
同じように、アジャストメントで「あれ?」となってしまうことがグループワークで判明しました!こうしたちょっとした不安がアジャストメントを自分からとうざけてしまっているかもしれません。
画像のように腕の向き、自分の立ち位置がどうなっていても的確なアジャストが提供できるようにしていきましょう!
解剖学が理解を助ける
解剖学は答えが一つ。だからこそ曖昧な表現であったり間違えた情報は発信しないでほしい。内田先生の想いが一つ一つの講座に込められています。
先ほど例にしたダウンドッグのリードもアジャストメントも解剖学という軸があれば頭の中で整理できます。どうすれば正しく導けるのかの正解を一つ持っておけるのです。それを瞬時に伝わる言葉に変換できるようになる為には日々の練習が必要ですが、解剖学の軸があれば経験を積み重ねていくだけです。
ぜひ、みなさんのヨガにもっと踏み込んで解剖学を取り入れてみてください。苦手意識のあるアジャストメントだって信頼関係を築くコミュニケーションへと成長するはずです。