こんにちは、さかたのりこです。
とてもさみしいお知らせなのですが、毎週水曜日にオハナスマイル駒沢大学店で開催されていました、内田先生による「アナトミックヨガ」は、2017年の5月をもちまして、いったん終了することとなりました。
これまでたくさんの方に愛されてきたクラスも残り9回…涙
今回はアナトミックヨガが初開催された2012年当時を振りかえってみて、人気No.1クラスへと成長していった軌跡をご紹介したいと思います。
初開催日の生徒は、なんと1人だった!
2012年3月、オハナスマイル駒沢スタジオがオープンと同時にスタートした有名講師陣によるレギュラークラス。ですが木曜日の枠には「内田かつのり アナトミックヨガ 開催予定」となったままでした。
実際に初開催したのは、オープンから約半年後。いよいよ始まるぞというその日、クラスに現れたのは、外資系企業で働くOLさん古屋範子さん、ただおひとりでした。でも彼女はその半年間、内田先生にお会いできることをずっと楽しみにしていたそうです。
"内田先生のクラスをマンツーマンで受けられるなんて!"とうらやましい話のようですが、内田先生のことを知っている方であれば、ちょっと恐ろしくもありますよね(笑)
ご想像の通りのようです。範子さんにお尋ねすると「本当にキツかったよ〜!」とおっしゃっていました。けれどいつも仕事で疲れていた頭が、「あの日、驚くほど軽くなったの!」とも当時を振り返ってくださいました。彼女は常連さんの中の最も古株として、いまもクラスに通い続けています。
ある日のビックリ発言!
「駒沢に行きたくない」?
私はその3ヶ月後、内田先生のクラスに初めて参加しました。この先師弟関係となっていくとは思いもしない最初の出会いの日。内田先生はようやく少しづつ増え始めた生徒たちの前で、驚きの発言をします。
「ボク、平塚っていう遠いところに住んでいてね。このためだけに駒沢に向かうのが、いつもすごく嫌なんです。」
えー!!クラスの前にこんなこと言う先生には出会ったことない!!
衝撃的な出来事でした(笑)
でも先生の話には続きがあります。
「ボクに会いに来てくれる人なんていないと思って来てみたら、それを裏切るようにみんなが座ってくれているんだよ。だから、いつも来て良かった〜って思うんです。来てくれて本当にありがとうって…」
ただ綺麗事をならべるだけではない、なんて正直な先生なんだろう。
ヨガを受けに来てこれほど響く「ありがとう」を伝えられる先生に出会えたことも、衝撃的な出来事となりました。
以降たくさんの生徒たちが、あの ”名ゼリフ” に自信をもらっていったのは、先生の正直さがあってのことと言って間違いありませんね。
あの名ゼリフ、はじめは「ナイス!」ではなかった!
クラスで頑張った時、もう一息耐えた時、120%アイソメトリック収縮でアーサナに向き合った時。
先生がご褒美にくれる、"ナイス!"。2013年に始まったアナトミック骨盤ヨガが全国に広まると「先生のナイスのおかげで頑張るんだ!」という方からの声が多く聞かれるようになりました。実はこの「ナイス!」、2012年当初はなかったんです。
ですが、言葉は違えど、当時も先生はちゃんと頑張っている人を見つけては、「きれいだね〜」「素晴らしい〜」とその二つの言葉を使い分け、ひたすら褒め言葉をかけてくださっていました。日常であまり褒められることの少なかった私は、先生に褒めてもらうためにヨガに通っていたと言っても過言ではありません。
時とともに変わっていった、先生の褒め言葉。
もしかしたら「ナイス!」もいつしか違う言葉になっていくのでしょうか。それはそれで少しさみしですね(苦笑)
サヨナラ…アナトミックヨガ!。次回は「アナヨガと、アナ骨の違い」について。この二つ似ているようでまったく異なるんですよ!