ワークショップに参加された感想を教えて下さい!
こんなにも中身のぎゅぎゅっと詰まった講座、あったかしら!?
そう思える程に感動した膝関節セラピーでした。
自分で簡単に目にする事の出来る膝関節。でも、膝関節を取り囲む筋肉や靭帯の名前は聞いた事があっても、その複雑な構造までは知らない人がほとんどだと思います。
レッスン前に「どこか痛めている人はいますか?」と聞くと、必ず出て来るのが、膝と腰。 そして、ヨガで一番痛めやすいのが、この膝関節かもしれません。
自分自身も、6年程前に膝を痛めた経験があります。なかなか痛みが取れず、良くなったかな?と思った頃に動かすとまた痛みがくる。それはどうして?と明確な理由が分からないのに…
『膝は怪我をすると治りにくい』と、漠然とした事しか知らなかった数年前。 これは、正確に言えば『知っている』のではなく『聞いた事があるから』であり、 なぜそうなのか?と言う理由を明確に答える事は出来ませんでした。
その後、ヨガ解剖学TTを受講して、なぜ膝の怪我は治りにくいのかを学びました。 それでも、ここまで奥深くまでは知らなかった膝関節。その構造や仕組みを知れば知るほど、感謝する気持ちが生まれて来ますよ!
この講座では、膝関節の構造や性質、怪我について学びます。そして、膝の痛みの原因は、主にどこから来るのか? 痛みが発生した場合、どこが原因なのかを知る為のチェック方法、セラピーも学びます。
一般的に、「皿」と言われている膝蓋骨に触れてのチェック。
前十字靭帯・後十字靭帯、どこについていて、どうやってどちらの痛みを見つける?
半月板は大丈夫なのかな?どうやってチェックする?
守るにはどうしてあげたら良い?
なぜ、ヨガレッスンで良く言われる「曲げた膝を足首より前に出してはいけない」のか、 その時、どれだけの負担が膝にかかっているのか知っている?ペア、または数人のグループになり、身体に触れさせてもらいます。
触れるからこそわかることがある
人それぞれ、実際に触らなければ分からない事がたくさん有ります! たまたま、グループに半月板のない人がいたので、その感触も経験させてもらいました。 大腿骨のカーブの分かりやすい人、分かりにくい人。関節の隙間が分かりやすい人、分かりにくい人。 目印から骨をたどっていけば分かるはずなのに、分かりにくい事もある。 だからこそ、ペアやグループで何人もの身体に触れさせてもらうのです。
目で見るだけ、ノートに書き記すだけではなく、何人もの身体に触れて実践します。 膝関節の働きを知る為に、自分自身でアサナもします。
トリコーナアサナ。 実際にポーズをしてみると「あっ!」と気が付く事があり、嬉しい瞬間です♪
怪我をしない・させないの講座でも学ぶこの構造の名前は知っていても、 どうしてそうなるかまでを知らないと、落とし込めないと思います。なので、内田先生は、すぐに答えは教えてくれません。 誰かに答えさせても「本当にそれで良いかな?」と、また皆を悩ませます(笑)
誰もが本当に納得するまで、自分自身できちんと考えさせる。不安な顔の人がいると「迷子になってない?」と、必ず声を掛けてくれます。決して迷子は置いていかない!厳しいようでいて、とっても優しいのです♪
だから、内田先生の講座は、しっかりと頭と身体に落としこ込めるのだと思います。 数年前からの疑問も解けました。「膝をロックせずに、少しゆるめて下さいね」と言うと、かくっと曲げてしまう人。 それは、その方に言った事が通じてなかったのかと思っていたのですが、違いました!
そして、6年前に痛めた私の左膝は「じょり」でした。良い事ではありません(笑)内田先生の講座は、TTもWSも、いつもあっと言う間に時間が過ぎてしまいます。もっと聞きたいのに、もう終わりなの!? 動くの大好きな私が、長時間の座学でも全く苦になりません。 それよりも、もっと学びたい気持ちばかりが、むくむくと出て来ます。
膝関節の構造や性質、怪我、痛みの原因を見つける方法を勉強したい方は勿論の事、 知ったかぶりをせずに、確かな知識で生徒さんに怪我をさせないようにする。ヨガで重要な膝関節、インストラクターには是非受けて欲しい講座です♪
ヨガインストラクター 谷内由美